透明なゆりかご【第7話】無料見逃しドラマ動画

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透明なゆりかご【第7話】-概要

NHK 7/20(金) 22:00~

アオイ(清原果耶)がヤカンを焦がしたのがきっかけで、最近平穏だった母・史香(酒井若菜)との関係が再びギクシャクしはじめる。そんな時、アオイの小学校の友達だったミカ(片山友希)が入院して来て、ふたりは再会を喜び合う。ミカは夫も両親もいない孤独な状況での出産が迫っていたが、自分が赤ちゃんだった時の母子手帳を肌身離さず持っていた。それを見たアオイは、母に怒られてばかりだった子ども時代を思い返す。

引用:透明なゆりかご公式サイト

透明なゆりかご~キャスト

青田アオイ:清原果耶
由比朋寛:瀬戸康史
青田史香:酒井若菜
町田真知子:マイコ
町田陽介:葉山奨之
望月紗也子:水川あさみ
榊実江:原田美枝子

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7話『小さな手帳』

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■【透明なゆりかご】7話 感想・レビュー

(引用元:http://www.ch-review.net/)

望まぬ妊娠に、望んでいたのに発育できなかった赤ちゃん。
女性達の心と身体に傷を残してしまう中絶を進んで受けようとする人はいない。
老医師の言葉は深くて慈愛に溢れていた。

そう言えば昔、女性を「産む機械」と言い放った政治家がいたっけ。
当然ながら、妊娠も中絶も経験したことの無いこのオッサンにはこうした女性の気持ちなど知る由もなかったであろう。
性的マイノリティーの人々を「生産性の無い人たち」と切り捨てたあの政治家も似たようなもの。
心の痛みが理解できない人たちに是非見ていただきたいドラマなのだが、見てはくれないだろうし、見たとしても響かないかもしれないと思うと空しくなる。

いつの日か、妊娠を望んだ時のために丁寧な処置をする。
この言葉でどれだけの女性達が前向きになれたであろう。
このドラマには救いがある。

冒頭の「自分の子供だったらもっとかわいいんですかねえ」とつぶやいた後何かに気づいたような顔をして、そして洗面の鏡の前で小さくため息をつき肩を落とす。女の人はこれでピンとくるのかな?ともあれ、今回は水川あさみ看護師のプライベートな落胆と悩みが、ハルミと倉田夫婦のエピソードの下でひっそり通奏低音のように続く。外向きの顔の合間に見せる、内心がにじみ出た顔の表情がとても繊細。最後の波打ち際で細い指を見せ涙をぬぐい髪を整える仕草の映像はとても美しく、ああ、この人はこんなにきれいだったんだとこのドラマのおかげで思った。

山の上の老医師は責めもせず事情も聞かずに中絶手術に応じる。そうするきっかけとなったつらい過去も明かされる。切羽詰まって頼る妊婦にまともな社会の正論をぶつけるのでは最悪な方向に追い詰める結果になりうる。絶対的な受け入れ、とでもいうような一種超越的な態度。ロケーションは山の上の、俗世間のしがらみ、正論から距離を置ける場所、名前は神村、奥さんはなんだかお地蔵さんのような顔(実際お地蔵さんも出てくる)。下界に戻るバスの中でうつらうつらするハルミの頭をアオイが自分の肩に引き寄せたのは、それまで拒絶していたハルミを、神村さんとの経験とハルミの自分語りをアオイなりに解釈した後の受け入れを象徴するように見えた。

老医師の「あの台に上がって…」も由比先生の「いつか望んだときに…」もどちらも、本当はない方が望ましい手術を実際問題としてせざるを得ない医師が自分を納得させるために持つようになった思いだろう。そうでなければ真面目な医師ほど壊れてしまいそうだ。

アオイの想像の場面。「いつか、望んだときに」と溜めて小さい声でつぶやき、無音、その後の音楽の明るめの入り方、その後のわいわいとした映像がとてもよかった。本当にこうなったらいいねとアオイと一緒に思う。このドラマを見ている人の中には同じような経験をしたりしていたりする人がきっといるのだろうが、中絶につながらないようにするにはこのような幸せな、望んだ出産が本当にありうる、と見せられるのが一番なのかも(無責任な一感想として)。

今回の女優 モトーラ世理奈さんとても魅力的でした、イッセイさんの
階段プルプル降りて来る演技もあの山の古民家自体が世俗離れしていて
引き込まれました。
同時進行で人に成れなかった命と授かれなかった命と産めなかった命が
それぞれの想いと共に存在して、、。
また今回は堕胎を施す医師たちの考えも特に由比先生の真っ直ぐな瞳に
涙が出た。

奇を衒うような演出や大げさな演技で見せるドラマが多い中で
自然に静かに粛々と進むこのドラマは異色かも知れないが
本当に良いドラマを見せて貰えて感謝しかない。